Nattsu room

スポーツ(野球・サッカー中心)、ビートルズなどの趣味、医学生になるまでの道のりについて書いていきます。

私の大学入試共通テスト(旧センター試験)

 

 皆さん、こんにちは。なっつです。いかがお過ごしですか。明日までは平年と比べて暖かいようですが、まだまだ寒い日が続きますので、体調管理には十分に気をつけて過ごしていきましょうね。

 さて、大学入試共通テスト(以下、共通テスト)まで残り1日になりましたね。受験生の皆さんは最後の詰め、といったところでしょうか。是非今まで積み重ねてきたことを十分に発揮してきてくださいね。

 今回はn年前の私の共通テスト(私の時は「大学入試センター試験(通称「センター試験」)」でした)を科目別に振り返りたいと思います。果たして、医学部に現役で合格した人間はどのような様子だったのでしょうか・・・。

 

 私が受験した時は以下のような日程でした。

1日目

 1限目:地理・歴史・公民(日本史)

 2限目:国語

 3限目:英語(筆記)

 4限目:英語(リスニング)

2日目

 1限目:理科①(化学)

 2限目:数学①(数学Ⅰ・A)

 3限目:数学➁(数学Ⅱ・B)

 4限目:理科➁(生物)

 

1日目

1限目:地理・歴史・公民(日本史)

 理系のスタートは地理・歴史・公民。緊張はしていましたが、幼い頃から歴史漫画を読み、学校の定期テストで必要な知識をしっかり押さえていたので、自信はありました。試験時間は60分でしたが、30分くらいで解き終えて、2回見直ししたと記憶しています。なかなかよいスタートダッシュを切ることができました(結果も100点でした)。

 

2限目:国語

 お昼を挟んで2科目目は国語でした。過去問や模試を解く際に「漢文→古文→論説文→小説」という順番で解いて8割以上を取ることができていたので、本番もこの順番でいきました。

 しかし、緊張と日本史がうまくいき過ぎたせいか、最初の漢文で選択肢の吟味に慎重になってしまい、なかなかスピードが上がりませんでした。80分の試験時間で漢文10分、古文15分、論説文30分、小説25分を目安に配分していましたが、40分経過時点でまだ古文の問題を解いている途中で、めちゃくちゃ焦った記憶があります(汗)

 結局、最後の小説はほぼ勘でマークしました。終わったときの絶望感は今でもよく覚えています。点数は結局146点。模試より20点以上低く、ワースト2でした。どんなに悩んでも分からないことはあるので、そのようなときは迷わず次の問題に進むことが大事です(古文、漢文の語彙問題とかは特に)。くれぐれも時間配分を間違えて「解ききれなかった・・・」ということがないようにしてください。

 

3限目:英語(筆記)

 国語の後は得意科目の英語でした。私の時は筆記とリスニングが分かれていました。模試で190点以上(200点満点)を毎回とっていたので、国語の「失敗」を挽回しようと意気込んで臨みました。今度は「選んだ選択肢は間違ってない!」と割り切ってテンポよく解き進めることができ、余裕をもって終えることができました。

 それでも3問ほど間違えてしまい、187点でした。満点を狙える状態だったので、とても悔しかったですね。 

4限目:英語(リスニング)

 そして、4限目はリスニングでした。私はビートルズが好きで、会場にウォークマンを持っていき、直前まで好きな曲を聴いて耳を慣らしました。

 「途中で機器に不具合があったらどうしよう」とも思いましたが、「事前に問題文と選択肢を読む→ポイントに気をつけながら聴く」を最後までやり切り、大きなミスなく終えることができました。結果は48点(50点満点)でした。

 

1日目終了後

 国語で思うようにいかなかったショックが大きかったせいで、友達や両親に話しかけられてもうまく声を発せなかったです。それでも「まだ明日があるでしょ。切り替えが大事よ」という母の言葉で何とか立ち直り、数学と理科の確認をサッと行って早めに就寝しました。

 各予備校が解答速報を出すため、1日目の答え合わせをしようとする人がいますが、しない方がいいです。気になる気持ちは分かるのですが、見たところで過ぎ去ったことは変えられません。それよりも、まだ変えられる未来に全力投球しましょう!

 

2日目

1限目:理科①(化学)

 さて、2日目の1科目目は化学でした。無機化学有機化学といった知識系の分野は直前に伸びて自信がありましたが、理論化学は模試で計算ミスをしたこともあり、不安ではありました。前日の国語のように「時間がない」ということはありませんでしたが、私が受験した年から理科はグラフの読み取りや実験の問題が増え、模試や過去問を解いたときよりも見直しの時間は少なかったです。9割超えを目標にしていましたが、89点とあと一歩届きませんでした。

 

2限目:数学①(数学Ⅰ・A)

 センター試験の数学は何よりも「処理能力」が求められていました。計算スピードが遅いと60分間で解ききれないような問題量だったのです。数学Ⅰ・Aでは特にデータの分析や確率、図形など、条件をしっかり整理して解かなければいけない分野が多かったので、模試や過去問で十分にペースをつかんだ上で臨みました。

 私の時は数学Ⅰが全て必須、数学Aは確率、図形、整数の3分野から2分野を選ぶ、という形式でした。模試では基本的に確率と整数を解いていて、本番も試験開始後に全体に目を通しながら確率の問題を見たのですが、少し解いてみて、解法に詰まってしまいました。5分ほど樹形図を書くなど、必死に考えましたが、出てきた答えは指定の枠にはまらず。とても焦りましたが、「今日は確率はダメだ」と何とか見切りをつけ、図形と整数を解くことを決意。まさかの変更になりましたが、今考えるとベターな決断だったと思います。

 最初の計算や二次関数、三角比は順調だったのですが、データの分析が複雑で時間がかかってしまったのと、前述の確率のゴタゴタもあって、何問か勘でマークしてしまいました。終わったときに国語の時のような絶望感に襲われました。結果は83点でした。9割は超えていてほしかったです・・・。

 

3限目:数学➁(数学Ⅱ・B)

 何とか切り替えて臨んだ数学Ⅱ・B。模試では数学Bから解いていたので、本番でもそうしたのですが・・・。

 数列の問題。漸化式だったのですが、まあ式がいびつ。誘導があるのでよく分かってなくても(1)は計算するだけで解けたのですが、(2)になった途端、(1)とのつながりがよく分からなくなってしまい、計算したはいいのですが、答えが枠にはまらない・・・。何回か解き直したのですが、うまくいかず、適当に埋めて次へ進みました(この辺りではもう吹っ切れてました笑)。ベクトル、三角関数、指数・対数、微分積分を何とか時間内に終わらせました。結果は85点。こちらも9割を狙ってたのですが、数列を途中で割り切って他の分野で点数を取り切ったので、数学Ⅰ・Aと比べるとそこまで大きなショックはなかったです。

 

4限目:理科➁(生物)

 最後の科目は生物でした。周りがほとんど物理選択の中、私は「生命について高校のうちから学べる」という理由で生物を選択しました。「大変だよ」と言われ、最初のうちは得点が取れませんでしたが、学校の先生が配布してくださった問題を何周もやり込み、覚えるべき内容をしっかり覚えた結果、9割を安定して取ることができるようになりました。

 自信はあったのですが、いざ始まって問題を見てみると、何やら途中にたくさんのグラフが・・・。化学でも述べましたが、私が受けた年から実験の問題が増え、問題文が長くなり、複数のグラフの読み取りをして正答を選ばなければいけなくなったので、模試よりも時間がかかってしまいました。全て解き終えたものの、見直しをする余裕はありませんでした。結果は89点。仕上がってきただけに悔しかったです。

 

 私の共通テスト(旧センター試験)はこんな感じでした。振り返ってみると結構ハプニング続きだったんですね(^_^;)

 5教科7科目の結果は779点で、目標点数より30点ほど低くなってしまい、志望を変更するかどうか悩みましたが、二次試験の方が配点割合が大きいこと、何より「絶対に第1志望に受かりたい!」という気持ちの強さで受験大学は変更せず、二次試験までの1カ月間必死に勉強して、合格することができました。共通テストの配点が大きい大学・学部を志望されている方はもちろん、そうでない方も、しっかり得点を取っておくことは大事です。しかし、あまり得点を気にしすぎて「ダメだったらどうしよう・・・」と不安になってしまうと、硬くなって普段できていることができなくなってしまいます。自己採点をするまでは結果を意識しすぎず、「今までこれだけ勉強してきたのだから大丈夫!勉強したことを全て出し切ろう!」という気持ちで臨めば、よい結果が得られると思っています。体調には十分気をつけて、最後の最後まで諦めず頑張って下さい。先輩として応援しています!

 それではまた~👋

 

 

はじめまして

 皆さん、はじめまして!

 Nattsu(なっつ)と申します。とある大学の医学生です。

 何か新しいことに挑戦したいと思い、日々感じたことなどを皆さんと共有するのはどうかと考え、本ブログを開設しました。

 身の回りで起きたこと、趣味としてスポーツ(特に野球・サッカー)に関することやビートルズ、電車のお話、そして医学部に入るまでの経験について書いていきます。

 拙い文章かとは思いますが、よろしくお願いします!